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【厚生労働省セミナー】
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合格体験記【メディカルクラーク】

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メディカルクラーク
藤田 直江さん


ニチイ学館 「医療事務講座」修了。
平成28年度 JAD優良講座 優秀者表彰式 奨励賞受賞。

どんな方でも安心して受診して頂ける病院づくりに貢献できたらと考えております

学習を始めたきっかけ

この度は、奨励賞という素晴らしい賞をいただき、ありがとうございます。
 
私は、2015年10月から2か月間、ニチイ学館の医療事務講座を受講しました。講座終了後、医療事務技能審査試験に合格し、現在は地域の中核的医療機関を担う公立病院に勤務しております。入社してから、この3月で2年目を迎えました。

それまでは販売のお仕事をしておりましたが、以前から、資格を持って長く続けられる仕事に就きたいと考えておりました。ニチイ学館で医療事務従事者として働いている友人からは、忙しいけれどやりがいがある仕事だと聞き、また高齢化の進行により、医療にかかわる仕事は今後も需要が増えていくことから、将来性のある医療事務の資格を取りたいと思うようになりました。
ニチイ学館で無料体験説明会を開催していることを知り、実際に授業を少し体験させて頂いたところ、身近である保険証にどのような情報が書いてあるのかという内容で、大変興味が湧き、医療事務の勉強は私生活にも役立つものだということがわかりました。自宅の近くに教室があったこと、また、都合がつかない授業は他の日に振り替えられるということもあり、仕事をしながらでも通えると思い、受講を決めました。

講座を受講して得られたこと

大人になってからの授業はとても新鮮で、新しいことを勉強することが楽しく感じましたが、初めて聞く医療用語やレセプトの内容はとても難しく、自宅での復習にもたくさんの時間を費やしました。それでもわからないところは、授業の休み時間を利用して、講師の方に質問したり、受講生同士で確認しあうことができたので、それほど学習に対する不安はありませんでした。

受講中に、職場見学会に参加し、現場の雰囲気や実際の業務内容を事前に見ることができたので、医療事務の仕事のイメージがつかみ易かったです。
そして、講座終了後の就業相談会で、職場見学の際に案内をして下さった現場の責任者の人柄やそこで働くスタッフのいきいきとした姿を見て、この病院で働きたいと感じたことをお話ししたところ、すぐに面接を進めて頂き、就業が決定しました。



受講修了後から今に至るまで

入社後は、まず病院内でのカルテの全体の流れをつかむため、カルテ庫にて研修を受けました。講座の中で、カルテの見方を習得していた為、取り扱いにそれほど戸惑うことはありませんでした。しかし、膨大な数の中から一人の患者様のカルテを探すのは大変な作業でした。また、使用済みのカルテを元の場所に戻す際には、収納場所を間違えてしまうと所在不明となり診療に支障を来す為、とても重要な業務であることがわかりました。
 その後、外来業務へ配属され、新患受付や保険証確認、会計などの窓口業務を担当しておりますが、どの業務もミスが許されない為、毎日とても緊張感があります。患者様と接するお仕事なので、「接遇マナー」という授業の中で学んだ言葉遣いや応対の仕方が現場で活きていると思います。
医療事務の実務は未経験の私ですが、基礎の知識があるかないかによって、業務の理解度が大きく変わると思いますので、講座を受講していて大変良かったと感じております。

昨年の7月には新病院への移転があり、総合案内の業務にも携わらせていただくことになりました。医療コンシェルジュ研修に参加し、接遇の基礎から応用までをみっちり学ばせて頂けたことを大変光栄に思います。

日々の業務では、患者様が「迷われているかな?」「聞きたいことがありそうだな」と感じた時には、こちらから率先してお声掛けするようにしているのですが、患者様がお帰りの際に「初めてだったけれど、おかげでスムーズに受診できたよ」とおっしゃってくださったり、ご案内した際に「どうもありがとう」とお礼の言葉を頂いたりすると、大変嬉しく、やりがいを感じます。事務ではお答えできない内容は、看護スタッフと連携しながら応対できるようにもなり、難しいこともありますが、楽しくお仕事をしています。

まだまだ知識が浅く、初めて耳にすることや分からないことが沢山あるので、先輩方に確認しながらひとつでも多くできることを増やして、自身のスキルアップを目指していきたいです。また外国人の患者様も増えているので、スムーズにご案内ができるような準備をしっかりして、どんな方でも安心して受診して頂ける病院づくりに貢献できたらと考えております。