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【厚生労働省セミナー】
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大学生への「キャリアデザイン」から得たもの

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大学生への「キャリアデザイン」の
講義から得たもの


CDAの資格を取得後、大学でのキャリアデザインの講義を担当することとなった成城大学 特別任用准教授 キャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA)の勝又あずさ様にお話を伺いました
(2013年5月掲載)

学生自身が自らの強みを伸ばしていく。大学の授業を通して、学生から学んでいます。

現在、成城大学でキャリアデザイン科目を担当しています。
前期は「キャリア形成論Ⅰ」を中心に理論科目を、後期は「街づくり」をはじめとした演習科目を展開しています。
自発的・能動的に物事に取り組む学生たちから、私のほうが学んでいます。

キャリア形成(内的キャリア)には、優劣も必勝法も正解も、そして序列もないと考えます。
豊かな発想から可能性を見いだす学生たちには様々な気づきをもらいます。

若々しく自らの道を切り拓き、羽ばたいていく場を共有できることが、私にとっての「働きがい」です。

将来、彼彼女等が社会の一線で活躍をする頃、今度は我々世代がお世話になる…。そんな場面も描きながら日々感謝をしています。

キャリアのつくり方 【ワンポイントアドバイス】

p o i n t 1 キャリアは人との出逢いで築かれる
市民としての社会的責任と自覚がベースにある自己実現こそ、本来の自己実現と考えます。
自分が社会に人にどのように役に立てるか考えてみましょう。
p o i n t 2 行動が好ましい偶然を引き寄せます
これはキャリア開発の権威、クルンボルツ博士の理論です。
常に、前向きに、堂々と、そして柔軟に。アクションをおこし続けましょう。
p o i n t 3 予期せぬ変化を楽しもう!
社会は変化し、他者も自分も常に進化をしていきます。
予期せぬ変化を受け身に捉えず、変化はチャンス!、チャレンジしましょう。

勝又さんの 【D A I L Y×W O R K】

講義
授業は毎回、アイスブレイク、レクチャー、個人・ペア・グループワーク、全体発表といったステップを踏み、履修者全員とつくっていきます。
学生一人ひとりをサポート
授業のゲストセッションは学生が企画をし、進行役を担います。
授業のタイムテーブルづくり、社会人ゲストとのメールや会社訪問について、コーチングを行ないます。
プログラム開発
新規に開講する科目においては、授業の構成や、教材の開発を行ないます。
本学オリジナルのキャリアファイルも年度ごとブラッシュアップしていきます。
自己研鑽
毎週月曜日は他大学に聴講に参ります。
また、各学会でご一緒した先生がたと情報交換も行ないながら、学び得たことを自分の授業に反映していきます。

プロフィール

勝又あずさ 様
1986年ソニー株式会社に入社。広報PRを経て、人材育成に転進の際、日本マンパワーでCDAの資格を取得。キャリアカウンセラーとして従事。
2010年に独立、成城大学 特別任用准教授として同大学でキャリアデザイン科目を担当。