最後に、私自身様々な資格にチャレンジしており、スライドの赤色の文字の資格は、全部不合格でした。キャリア支援職をする前に、友人から、時給の高い人になりたいなら、資格取った方が良いと勧められたのがきっかけです。不合格になった資格については、勉強したことは無駄にはならないし、このときに、専業主婦でありながらも、勉強する時間を自分の中で取ることを練習できました。ここから勉強する余裕が自分の中でできて、キャリアカウンセリングの資格を取って、FPも取りました。
1級キャリアコンサルティング技能士については、持っているとカウンセラーの指導もできるのですが、実は2014年から受験して、今年5年目です。5年目のチャレンジでまた受けます。本当に心が折れそうになりますが、自分には目標があるので、取って、自分の不安や自信のないところを、資格を取る事で、自信につなげたいと思っています。今年から、公認心理師が国家資格化されました。チャレンジをしたわけですが、自己採点で撃沈です。このように私自身がいろんな資格にチャレンジしています。
資格取得後、CDAという民間の資格を取ってからは、そこまでは公共のハローワークで、仕事を辞めてまた働きたい人の支援をしていましたが、そのあとは、教育機関や企業でカウンセリングをするなど、職域も資格を取って自信をつけることで、どんどん広げています。社会活動というところでは、職能団体(日本キャリア開発協会)では、無報酬ながらも学会等様々行っています。
私自身が大切にしていることは、「プランドハプンスタンスセオリー」です。皆さんも、様々な転機や、ライフラインチャートでの凹凸があったと思いますが、そういったチャートが凹むときがあっても、それを、「自分の中のチャンスだ」と捉え、失敗を恐れずにどんどんチャレンジして行きましょう、ということを自分の中でも大切にしています。それから「プロフェッショナル セルフダウト」という考え方。資格を取って、自分ではその専門だと思ったときには、それに奢らずに、謙虚に――「私って間違っているのではないかなあ」「これでよかったのかな」とことをいつも思いながら、自己研鑽をするようにしています。私のライフラインチャートは今では、ぐっと上がり調子です。
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